相続人が多すぎる遺産相続

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私は父親が既に他界しているため、自分の祖父が亡くなったときに世襲相続で相続人となりました。しかし、父親は兄弟が多く、8人兄弟の5人目であり、そのほかの兄弟もまだ存命の方がいるため、総勢15人の相続人がいることになりました。多くの相続人は高齢で話し合いをすることができず、仕方なく兄弟で一番若い叔父さんが代表として各相続人間でのトラブルがないよう動き回ってくれました。祖父は金銭の他に土地家屋も持っていたため、この処分も含め2ヶ月程度で全てカタをつけることになり、私たちほかの相続人については一定割合の遺産相続を承諾するよう同意書が送られてきました。

異議を唱えてしまうと分割協議になり、全員が納得するまで話し合いをする必要が出てくる、14人をまとめるためにも同意をしてほしいと手紙が添えられており、叔父さんも自分の普段の生活をしながら頑張って動いてくれていることを理解していたため、すぐさま同意書を送り返しました。ほかの相続人の方も同じだったようで、誰一人自分の分け前を増やしたいと異議を述べる方はいなかったようです。結果、おじさんのみ少しだけ遺産受取額を割増し、その他の相続人は500万円ずつ相続して終わりました。税金も安くしてもらうよう税理士さんと相談をしてもらったりしたそうです。